Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

その他の管理に関するトピック

ここでは、Identity Manager 配備でのコネクタに関する次の管理タスクを説明します。

リソースが使用するコネクタサーバーまたはバージョンの変更

リソースを作成するときに、Identity Manager は選択したコネクタサーバーに関する情報をリソースオブジェクトに書き込みます。既存のリソースのコネクタサーバーを変更したり、コネクタのバージョンを変更することができます。

Procedureリソースオブジェクト内のコネクタサーバー情報を変更する

  1. 「リソース」ページで、編集するリソースを選択します。

  2. 「リソースアクション」、「Change Connector Parameters」メニューオプションの順に選択します。選択できるのは、使用可能なコネクタのバージョンが少なくとも 1 つあるコネクタサーバーのみです。選択したコネクタサーバーで提供されるバージョンのみが表示されます。

コネクタベースリソースのタイムアウトの設定

コネクタベースのリソースを編集または作成するときに、Identity Manager は操作タイムアウトのフィールドセットを表示します。デフォルトでは、Identity Manager は操作タイムアウトの値を -1 に設定します。これは、タイムアウトが発生しないことを表します。このフィールドを 0 以外の値に設定すると、指定したタイムアウト間隔内にコネクタが操作を完了しないときに、操作がエラーによりタイムアウトします。Identity Manager は、タイムアウトの値を、<OperationTimeouts> タグ以下の Resource XML オブジェクトに格納します。値が -1 のタイムアウトは XML に格納されません。

接続プールのパラメータの編集

コネクタベースのリソースを編集するときに、リソースウィザードの最後のページに「Connector Pooling」の設定フィールドが表示されます。このページでは、次の属性に値を設定できます。

コネクタベースのリソースでのリソースアクションの使用

コネクタベースのリソースは、前アクションおよび後アクションとして使用するリソースアクションの定義に関して、アダプタベースのリソースと同じ規則に従います。Identity Manager は、作成、更新、削除、無効化、および有効化の操作を含む、前アクションと後アクションの使用をサポートします。

配備からのコネクタの削除

配備からコネクタを削除するには、コネクタに対応する .jar または DLL ファイルを削除します。コネクタを削除すると、Identity Manager はコネクタにアクセスできなくなります。Identity Manager リソースが実装で参照しているコネクタを配備から削除した場合、Identity Manager 内でそのリソースを使用すると、実行時エラーが発生します。この問題を避けるには、配備からコネクタを削除する前に Connectors-In-Use レポートを実行します。