一括ロード操作中のパフォーマンスを向上させるには、次のとおり実行します。
たとえば Active Sync、一括動作、調節などの一括処理動作の処理時間を改善するため、承認サブプロセスへの呼び出しを削除して、デフォルトのワークフローを単純化します。
管理者に割り当てられているユーザーフォームをできる限り単純化します。たとえば、次のようにします。
データのロードにフォームを作成する際、データ表示のためのコードがあれば削除します。
一括追加操作を使用する場合は、firstname や lastname といった基本属性が CSV ファイルに定義されていることを確認します。次に、管理者ユーザーフォームからこれらの属性を削除します。
Identity Manager に用意されているデフォルトのフォームは変更しないでください。代わりに、そのフォームのコピーを作り、そのコピーに一意の名前を付け、この名前を変更したコピーの方を変更します。この方法により、アップグレード中でも製品アップデート中でもカスタマイズしたフォームが上書きされなくなります。
フォームの作成方法と編集方法の詳細は、『Sun Identity Manager Deployment Reference』の第 2 章「Identity Manager Forms」を参照してください。
次の機能を、NIS (ネットワーク情報サービス) 実装先の配備環境に実装します。
user_make_nis という名前のアカウント属性をスキーママップに追加し、この属性を調整やその他の一括プロビジョニングワークフローで使用します。この属性を追加した場合、リソース上の各ユーザーが更新された後は、システムで NIS データベースへの接続手順がバイパスされます。
プロビジョニングが完了してから NIS データベースに変更内容を書き込むには、ワークフローに NIS_password_make という ResourceAction を作成します。