Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

調整サーバーの設定のチューニング

デフォルト設定で適切な場合が多いですが、「サーバー設定の編集」ページにある次の設定を調節すると、調整サーバーのパフォーマンスを向上できることがあります。

アイドル中は、スレッドに行うべき処理がなく、指定した最小限のスレッド数にまで低下した場合に限り、スレッドが停止します。ロードが増えるに従って、最大スレッド数に達するまで、調整サーバーはさらにスレッドを追加します。調整サーバーは、最小限のスレッド数を下回ったり最大限のスレッド数を上回ることはありません。

通常、スレッドが増えると並列処理も増えます。ただし、多すぎるスレッドによっていつしかマシンに大きすぎる負荷が掛かったり、単に効果が得られなくなることがあります。


注 –

配備はそれぞれ異なるため、汎用的で最適な設定を推奨することはできません。調整サーバーの設定は、配備環境ごとに個別に調整する必要があります。


Procedure調整サーバーの設定を変更する

調整サーバーの設定を変更するには、次の項目を実行します。

  1. 管理者インタフェースにログインします。

  2. 「設定」->「サーバー」->「調整サーバー」タブの順にクリックします。

  3. 「サーバー設定の編集」ページが表示されたら、必要に応じて設定を調整します。

    詳細は、「サーバーのデフォルト設定の編集」を参照してください。