Sun Identity Manager Gateway, をトラブルシューティングする際に、ゲートウェイをコマンドラインから実行すると役立つことがよくあります。コマンドラインのオプションを使用すれば、サービスではなく通常のアプリケーションとしてゲートウェイを起動したり、別のポートでゲートウェイを実行したりと、より広範囲の起動オプションが入力できるようになります。
コマンドラインから実行する前に、サービスとしての Identity Manager ゲートウェイを kill しておく必要があります。たとえば、次のように入力します。
gateway.exe -k
ゲートウェイのコマンドライン引数は、次の表のとおりです。
引数 |
説明 |
---|---|
-i |
指定した起動で、このプログラムを NT サービスとしてインストールします。 |
-r |
Service Manager からこのプログラムを削除します。 |
-s |
サービスを開始します。 |
-k |
サービスを強制終了します。 |
-t |
既存サービスに起動を設定します。 |
-d |
通常のアプリケーションとしてデバッグして実行します。 |
-p |
TCP/IP ポート番号 (デフォルトは 9278) を指定します。 |
-f |
トレースファイルへのパスを指定します。 |
-l |
トレースレベルを指定します (デフォルトは 0 で、情報なし)。 |
-m |
トレースファイルの最大サイズを KB 単位で指定します。 |
-v |
バージョンを表示します。 |
用途: gateway -i n -r -s -k -t n -d -p n -f name -l n -m n -v。
-d と -s オプションは、相互に排除的です。
ゲートウェイのトレースレベルの詳細は、「コマンドラインから」を参照してください。
ゲートウェイのトラブルシューティングは、Identity Manager ゲートウェイのデバッグページからも行えます。 (debug/Gateway.jsp )。 詳細は、「「ゲートウェイデバッグ」ページからトレースを設定する方法」を参照してください。