Sun GlassFish Enterprise Server v3 管理ガイド

Procedureデータベースを停止する

ローカルの stop-database サブコマンドを使用して、指定したポートの Java DB を停止します。同一のホストのほかのポートで、複数のデータベースサーバープロセスが動作している場合があります。

  1. 必要に応じて、データベースを停止することをユーザーに通知します。

  2. stop-database(1) サブコマンドを使用して、データベースを停止します。


例 14–2 データベースの停止

この例では、localhost のポート 5001 で動作している Java DB を停止します。


asadmin> stop-database --dbhost=localhost --dbport=5001
onnection obtained for host: localhost, port number 5001.
Apache Derby Network Server - 10.2.2.1 - (538595) shutdown at 2008-10-17 23:34:2
7.218 GMT
Command stop-database executed successfully.

注意事項

ネットワーク間を移動するノートパソコンでは、データベースのシャットダウンに関して問題が発生する場合があります。Java DB を起動したあとに IP アドレスを変更した場合は、--dbhost 引数を指定しなければ Java DB を停止できません。たとえば、asadmin start-database --dbhost = 0.0.0.0 を実行したあと、Ethernet を切断してワイヤレス接続に切り替えた場合、データベースを停止するには次のようなコマンドを実行する必要があります。

asadmin stop-database --dbhost localhost

参照

コマンド行に asadmin help stop-database と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。