各 HTTP リスナーは HTTP トランスポートを持ち、この HTTP トランスポートは、create-transport サブコマンドを使用するか、「HTTP ネットワークリスナーを作成する」の手順に従う場合に適用される組み込みトランスポートを使用して作成されます。
ここでは、次のテーマを取り上げます。
ネットワークリスナーのトランスポートを作成するには、リモートモードで create-transport サブコマンドを使用します。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
create-transport(1) サブコマンドを使用して、トランスポートを作成します。
サブコマンドのオプションとプロパティーについては、このマニュアルページに記載されています。
この例は、アクセプタスレッド数としてデフォルト以外の値を使用する、http1-trans というトランスポートを作成します。
asadmin> create-transport --acceptorthreads 100 http1-trans Command create-transport executed successfully. |
コマンド行に asadmin help create-transport と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。
既存の HTTP トランスポートを一覧表示するには、リモートモードで list-transports サブコマンドを使用します。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
list-transports(1) サブコマンドを使用して、既存のトランスポートを一覧表示します。
この例は、既存のトランスポートを一覧表示します。
asadmin> list-transports http1-trans tcp Command list-transports executed successfully. |
コマンド行に asadmin help list-transports と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。
トランスポートを削除するには、リモートモードで delete-transport サブコマンドを使用します。
サーバーが実行されていることを確認します。
リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。
delete-transport(1) サブコマンドを使用して、トランスポートを削除します。
この例は、http1-trans というトランスポートを削除します。
asadmin> delete-transport http1-trans Command delete-transport executed successfully. |
コマンド行に asadmin help delete-transport と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。