Sun GlassFish Enterprise Server v3 管理ガイド

HTTP 構成の管理

各 HTTP リスナーは HTTP 構成を持ち、この HTTP 構成は、create-http サブコマンドを使用するか、「HTTP ネットワークリスナーを作成する」の手順に従う場合に適用される組み込み構成を使用して作成されます。

ここでは、次のテーマを取り上げます。

ProcedureHTTP 構成を作成する

プロトコルの HTTP パラメータセットを作成するには、リモートモードで create-http サブコマンドを使用します。このパラメータセットは、ネットワークリスナーを 1 つ以上構成します。

  1. サーバーが実行されていることを確認します。

    リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。

  2. create-http(1) サブコマンドを使用して、HTTP 構成を作成します。

    サブコマンドのオプションとプロパティーについては、このマニュアルページに記載されています。


例 16–4 HTTP 構成の作成

この例は、http-1 というプロトコルの HTTP パラメータセットを作成します。


asadmin> create-http --timeout-seconds 60 --default-virtual-server server http-1
Command create-http executed successfully.

参照

コマンド行に asadmin help create-http と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。

ProcedureHTTP 構成を削除する

プロトコルから HTTP のパラメータセットを削除するには、リモートモードで delete-http サブコマンドを使用します。

  1. サーバーが実行されていることを確認します。

    リモートサブコマンドには、実行中のサーバーが必要です。

  2. delete-http(1) サブコマンドを使用して、プロトコルから HTTP のパラメータを削除します。


例 16–5 HTTP 構成の削除

この例は、http-1 というプロトコルから HTTP のパラメータセットを削除します。


asadmin> delete-http http-1
Command delete-http executed successfully.

参照

コマンド行に asadmin help delete-http と入力して、このサブコマンドの完全な構文とオプションを確認することもできます。