Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

画面ロックの無効化

復元再開を実行すると、デフォルトで画面ロックが起動されます。電源制御キーを使用して保存停止を実行する前に画面ロックが起動しないようにするには、次の手順に従って操作します。


注 –

自動停止機能によって有効になる画面ロックは、無効にすることができません。これはセキュリティ用の機能であり、システムの復元再開時にパスワードを知っているユーザだけがセッションにアクセスできるようにするための機能です。


電源制御キーを使って保存停止を実行した後の画面ロックを無効にするには
  1. speckeysd.map ファイルを編集し、sys-suspend エントリに -x フラグを追加します。

    詳細については、speckeysd.map(4) のマニュアルページを参照してください。


    注意 – 注意 –

    作業内容をまだ保存していない場合は、作業内容をすぐに保存してください。


  2. 現在の作業用セッションを終了し、再起動します。

    上記の手順の代わりに、speckeysd デーモンをいったん終了して再起動してもかまいません。