保存停止処理コマンドを実行すると、システムの現在の状態を保存するために、状態ファイルが作成されます。状態ファイルを格納するファイルシステムが満杯であると、保存停止処理失敗のポップアップウィンドウに次のメッセージが表示されます。
保存停止のための状態ファイルのディスク容量が不足しています。
このような場合は、次の処理を実行します。
[取消] を選択します。
修正処理を実行してから、保存停止処理を再度実行します。
作業内容をまだ保存していない場合は、この時点で作業内容を保存します。
ワークスペース内のコンソールウィンドウで情報を確認します。
ディスクには、空き領域が 10M バイト以上必要です。保存停止処理を再度実行する前に、パーティションを整理してください。また、状態ファイルの場所を変えて、スペースが十分にあるファイルシステムに変更するという方法もあります。それについては、power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
必要に応じてシステム管理者に問い合わせてください。
保存停止処理を再度実行します。
保存停止処理が成功した場合は、現在の作業状態が保存され、システムの電源が正常に切れます。
保存停止処理に失敗した場合は、警告ウィンドウが再度表示されます。そのような場合は、次の手順に進んでください。
作業内容をまだ保存していない場合は、作業内容をすぐに保存してください。
[電源切断] を選択します。
データは、手動で保存しない限り、保存されません。
システムの電源を再度入れると、システムは自動的に再起動します。