登録パッケージへのヘルプ・ファイルの追加例については、登録パッケージの作成例の手順 5 を参照してください。
アプリケーションがデスクトップのヘルプ・ボリューム (デスクトップのヘルプ開発者キットで作成されたヘルプ・ボリューム) を取り込む場合、ヘルプ・ボリュームのマスタ・ファイル (*.sdl) をディレクトリ app_root/appconfig/help/language に置いてください。
ヘルプ・ファイルが使用するグラフィックは、通常 graphics サブディレクトリに置きます。グラフィックは、ヘルプ・ボリュームが作成されたときと同じ、マスタ・ヘルプ・ボリューム (*.sdl) に関連するディレクトリになければなりません。
アプリケーションがヘルプ・ボリュームを提供しない場合、ヘルプ開発者キットを使って作成できます。
ヘルプ・ボリュームの統合には、次の 2 つのレベルがあります。
デスクトップ・ヘルプを完全に統合すると、アイテムヘルプや [ヘルプ] メニューなどのアプリケーションからヘルプ・ボリュームにアクセスできます。この統合には、アプリケーションの実行可能ファイルの変更も含まれます。
デスクトップ・ヘルプを部分的に統合すると、ヘルプ・マネージャのトップレベルからデスクトップ・ヘルプを使用できます。ただし、アプリケーションのウィンドウからはヘルプ・ボリュームにアクセスできません。アプリケーション・グループからヘルプへアクセスできるアクションも提供されます。次の例にあるアクションは、ヘルプ・マスタ・ファイル MyApp.sdl にあるヘルプ・ボリュームを表示します。
ACTION OpenMyAppHelp { LABEL MyAppHelp ARG_COUNT 0 TYPE COMMAND WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING /usr/dt/bin/dthelpview -helpVolume MyApp DESCRIPTION Displays help for the MyApp application. }