このリリースの Solaris 10 OS 向け Java Desktop System では、オープンソースのソフトウェアコミュニティと Sun Microsystems の革新的な技術により、包括的、統合済み、相互運用可能なデスクトップ環境が実現しています。以降の節に、このリリースの Java Desktop System に加えられた更新と拡張機能を示します。
Java Desktop System のプロファイル管理が、Web ブラウザのプロファイルを移動できるように改善されています。
Java Desktop System の相互運用性が次のように拡張されています。
Exchange コネクタにより、電子メールおよびカレンダアプリケーションと Microsoft Exchange ネットワークの相互運用が実現。
Internet Explorer などの非標準ブラウザとの互換性が向上。
Samba 3.0 が Windows ファイル共有との相互運用性を確保。
Java Desktop System のアクセシビリティーが次のように拡張されています。
スクリーンリーダーと拡大鏡
オンスクリーンキーボード
詳細は『 Java Desktop System Release 3 Accessibility Guide』および『Java Desktop System Release 3 Accessibility Release Notes 』を参照してください。
Java Desktop System の国際化が次のように拡張されています。
簡体字中国語の入力方式 SunPinYin
新しいファイルシステム検査器により、従来の環境から UTF–8 文字エンコーディングへの移行が可能
Java Desktop System の次の点が拡張されています。
Java Desktop System の主要コンポーネントである GNOME、電子メールおよびカレンダ、MozillaTM ブラウザおよび Gaim をすべて更新。
StarSuiteTM 7 ソフトウェアには Product Patch 4 を適用。
業界標準 PC/SC API を介したスマートカード統合用フレームワークを装備。