Solaris 10 の概要

IP インスタンス: 非大域ゾーンのための LAN と VLAN の分離

ゾーンに排他的 IP インスタンスを割り当てるか、それとも IP 層の構成および状態を大域ゾーンと共有するかに応じて、IP ネットワーク接続を 2 通りの方法で設定できるようになりました。IP の種類を設定するには、zonecfg コマンドを使用します。

IP 共有タイプがデフォルトになります。これらのゾーンは、大域ゾーンと同じ VLAN または LAN に接続され、IP 層を共有します。lx ブランドゾーンは、共有 IP ゾーンとして設定されます。詳細は、lx ブランドゾーン: Linux アプリケーション用の Solaris コンテナ」を参照してください。

IP レベルの完全な機能は、排他的 IP ゾーンで使用できます。ゾーンをネットワーク上の IP 層で孤立させる必要がある場合は、そのゾーンに排他的 IP を割り当てることができます。排他的 IP ゾーンを使用すると、異なる VLAN や LAN の異なるサブネット上で通信しなければならないアプリケーションを統合することができます。

詳細については、次を参照してください。