Solaris 10 の概要

資源上限デーモンによる物理メモリーの制御

この機能は、Software Express パイロットプログラムと Solaris 9 12/03 で新しく追加されました。この機能は、Solaris 10 3/05 に組み込まれています。

資源上限デーモンを使用する物理メモリー制御は、オプションの機能です。資源上限デーモン rcapd は、資源上限が定義されたプロジェクト内で動作するプロセスが消費する物理メモリーを制御します。また、このデーモンを管理したり、関連する統計情報を報告したりする機構を持つ関連ユーティリティーが用意されています。

詳細は、『Solaris のシステム管理 (Solaris コンテナ : 資源管理と Solaris ゾーン)』の第 10 章「資源上限デーモンによる物理メモリーの制御 (概要)」を参照してください。

また、rcapstat(1)rcapadm(1M)project(4)、および rcapd(1M) のマニュアルページも参照してください。