この手順では、Oracle のルート CA 証明書が、すでにインポートされているものと仮定しています。詳細は、http://download.oracle.com/docs/cd/E17476_01/javase/1.4.2/docs/tooldocs/solaris/keytool.html を参照してください。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
署名付きパッケージを追加します。
# pkgadd -d /pathname/device-name |
-d device-name オプションには、パッケージのインストール元デバイスを指定します。デバイスとして指定できるのは、ディレクトリ、テープ、フロッピーディスク、リムーバブルディスクのいずれかです。また、pkgtrans コマンドによって作成されたデータストリームをデバイスとして指定することもできます。
次の例は、システム上に格納された署名付きパッケージを追加する方法を示しています。
# # pkgadd -d /tmp/signed_pppd The following packages are available: 1 SUNWpppd Solaris PPP Device Drivers (sparc) 11.10.0,REV=2003.05.08.12.24 Select package(s) you wish to process (or 'all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]: all Enter keystore password: ## Verifying signature for signer <User Cert 0> . . . |
次の例は、デバイス名として HTTP URL を指定して署名付きパッケージをインストールする方法を示しています。指定した URL は、ストリーム形式のパッケージを指している必要があります。
# pkgadd -d http://install/signed-video.pkg ## Downloading... ..............25%..............50%..............75%..............100% ## Download Complete . . . |