この節では、現在の Oracle Solaris リリースの fsck 要約メッセージについて説明します。Solaris 10 6/06 リリース以降が稼働していない場合、これらのメッセージはクリーンアップフェーズで表示されます。詳細については、「クリーンアップ (後処理) フェーズのメッセージ」を参照してください。
ファイルシステムのチェックが終わると、要約メッセージがいくつか表示されます。
number-of files, number-of-files used, number-of-files free (number-of frags, number-of blocks, percent fragmentation) |
上記のメッセージは、検査されたファイルシステムに、フラグメントサイズの number-of 個のブロックを使用中の number-of 個のファイルが入っていることと、ファイルシステム内でフラグメントサイズのブロックが number-of 個空いていることを示します。括弧内の数は、空いている数を number-of 個の空きフラグメント、number-of 個の完全サイズの空きブロック、および percent のフラグメントに分割したものです。
***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED ***** |
上記のメッセージは、ファイルシステムが fsck によって変更されたことを示します。このメッセージが表示された場合は、fsck を再び実行する必要はありません。このメッセージは、fsck の修正処置に関する情報を示すだけのものです。