データの移動 (またはコピー) 元のサーバーにログインします。
スーパーユーザーになるか、DHCP 管理プロファイルに割り当てられている役割またはユーザー名になります。
DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
データをエクスポートします。
DHCP データ全体をエクスポートすることも、その特定部分だけをエクスポートすることもできます。
特定のアドレスやマクロ、オプションをエクスポートする場合は、次の書式のコマンドを入力します。
# dhcpconfig -X filename -a network-addresses -m macros -o options |
filename には、エクスポートするデータを圧縮して格納するための完全パス名を指定します。エクスポートするネットワークアドレスや DHCP マクロ、DHCP オプションは、コンマで区切って指定する必要があります。次の図は、特定のネットワーク、マクロ、オプションをエクスポートする例です。
# dhcpconfig -X /var/dhcp/0dhcp1065_data \ -a 10.63.0.0,10.62.0.0 \ -m 10.63.0.0,10.62.0.0,SUNW.Sun-Blade-100 -o Sterm
DHCP データ全体をエクスポートする場合は、コマンドに ALL キーワードを指定します。
# dhcpconfig -X filename -a ALL -m ALL -o ALL |
filename には、エクスポートするデータを圧縮して格納するための完全パス名を指定します。キーワード ALL をコマンドオプションとともに使用すれば、すべてのネットワークアドレス、マクロ、またはオプションをエクスポートできます。次の図は、ALL キーワードを使用した例です。
# dhcpconfig -X /var/dhcp/dhcp1065_data -a ALL -m ALL -o ALL
特定のタイプのデータをエクスポートから除外したい場合は、そのタイプ に対する dhcpconfig コマンドオプションを省略します。たとえば、-m オプションを指定しなければ、DHCP マクロはエクスポートされません。
dhcpconfig コマンドについての詳細は、dhcpconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。
エクスポートするファイルを、そのデータをインポートするサーバーからアクセス可能な場所に移動します。
データをインポートします (「DHCP サーバーにデータをインポートする方法 (dhcpconfig -I)」 を参照)。