Solaris のシステム管理 (IP サービス)

Procedure登録された BOOTP クライアントのサポートを設定する方法 (DHCP マネージャ)

  1. DHCP マネージャでは、「サービス (Service)」メニューから「変更 (Modify)」を選択する

    「サービスオプションの変更 (Modify Service Options)」ダイアログボックスが開きます。

    「DHCP マネージャを起動および停止する方法」を参照してください。

  2. このダイアログボックスの「BOOTP 互換 (BOOTP Compatibility)」セクションで、「手動 (Manual)」を選択します。

  3. 「サーバーの再起動 (Restart Server)」を選択し、「了解 (OK)」をクリックします。

  4. 「アドレス (Addresses)」タブを選択します。

  5. 特定の BOOTP クライアントに割り当てるアドレスを選択します。

  6. 「編集 (Edit)」メニューから「属性 (Properties)」を選択します。

    「アドレスの属性 (Address Properties)」ダイアログボックスが開きます。

  7. 「アドレス属性 (Address Properties)」ダイアログボックスの「リース (Lease)」タブを選択します。

  8. 「クライアント ID (Client ID)」フィールドでクライアントの ID を入力します。

    Ethernet ネットワークで動作する BOOTP Oracle Solaris クライアントの場合、クライアント ID は、クライアントの 16 進数 Ethernet アドレスから派生した文字列になります。クライアント ID には、Ethernet 用の Address Resolution Protocol (ARP) タイプ (01) を示す接頭辞が含まれています。たとえば、Ethernet アドレス 8:0:20:94:12:1e を持つ BOOTP クライアントは、0108002094121E というクライアント ID を使用します。


    ヒント –

    Oracle Solaris クライアントシステム上のスーパーユーザーとして次のコマンドを入力すると、そのインタフェースに関する Ethernet アドレスを取得できます。

    # ifconfig -a


  9. 「予約 (Reserved)」を選択して、このクライアント用に IP アドレスを予約します。

  10. 「BOOTP クライアントのみに割り当てる ( Assign Only to BOOTP Clients)」を選択し、「了解 (OK)」をクリックします。

    「アドレス (Addresses)」タブでは、BOOTP は「状態 (Status)」フィールドに表示され、指定したクライアント ID は「クライアント ID (Client ID)」フィールドに表示されます。