この手順で変更したオプションは、DHCP サーバーを再起動するまで有効にはなりません。
スーパーユーザーになるか、DHCP 管理プロファイルに割り当てられている役割またはユーザー名になります。
DHCP 管理プロファイルの詳細については、「DHCP コマンドへのユーザーアクセスの設定」を参照してください。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
1 つまたは複数の性能オプションを変更します。
# /usr/sbin/dhcpconfig -P keyword=value,keyword=value... |
keyword=value には、次のキーワードが使用できます。
デーモンが DHCP または BOOTP のデータグラムをドロップする前に発生することができるリレーエージェントホップの最大数を指定します。
重複 IP アドレスの自動検出を有効または無効にします。このキーワードに FALSE を設定することはお勧めできません。
DHCP サーバーが dhcptab 情報を自動的に読み込み直す間隔を分で指定します。
DHCP サーバーが DHCP クライアントを検索するために提供した IP アドレスをキャッシュに書き込んでおく秒数を指定します。デフォルトは 10 秒です。
次に、すべてのコマンドオプションを指定する方法の例を示します。
# dhcpconfig -P RELAY_HOPS=2,ICMP_VERIFY=TRUE,\ RESCAN_INTERVAL=30,OFFER_CACHE_TIMEOUT=20 |