Solaris のシステム管理 (IP サービス)

サブネット用の番号付けスキームの作成

番号付けスキームを開始するには、まず、既存の IPv4 サブネットを等価な IPv6 サブネットにマッピングします。たとえば、図 4–1 で示したサブネットを考えてください。サブネット 1 からサブネット 4 までは、RFC 1918 の IPv4 専用アドレス指定を使用して、アドレスの最初の 16 ビットを指定し、さらに、1 から 4 までの数字を使用して、サブネットを指定しています。この例では、IPv6 接頭辞 2001:db8:3c4d/48 がサイトに割り当てられていると仮定します。

次の表に、専用アドレスの IPv4 接頭辞から IPv6 接頭辞にマッピングする方法を示します。

IPv4 サブネット接頭辞 

等価な IPv6 サブネット接頭辞  

192.168.1.0/24

2001:db8:3c4d:1::/64

192.168.2.0/24

2001:db8:3c4d:2::/64

192.168.3.0/24

2001:db8:3c4d:3::/64

192.168.4.0/24

2001:db8:3c4d:4::/64