6to4 境界ルーターが設置された 6to4 サイトでは、次の問題が発生します。6to4 擬似インタフェースを設定する場合に 6to4 ルーターの経路制御テーブルに静的ルート 2002::/16 が自動的に追加されます。バグ 4709338 は、この静的ルートが 6to4 サイトに通知されることを防ぐ Oracle Solaris RIPng 経路制御プロトコルにおける制限について説明しています。
バグ 4709338 に対しては、次に示す回避策のどちらかを適用できます。
6to4 サイト内にあるすべてのサイト間ルーターの経路制御テーブルに、2002::/16 静的ルートを追加します。
6to4 サイトの内部ルーターに RIPng 以外の経路制御プロトコルを使用します。