SLP 構成ファイルのプロパティー設定を変更するには、次の手順を実行します。SLP を使用できるクライアントまたはサービスソフトウェアは、SLP API を使用して、SLP 構成も変更できます。API については、Internet Engineering Task Force (IETF) 発行の『An API for Service Location, RFC 2614』を参照してください。[http://www.ietf.org/rfc/rfc2614.txt ]
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。
# svcadm disable network/slp |
必要に応じて、/etc/inet/slp.conf ファイルのプロパティー設定を編集します。
SLP プロパティーの設定については、「設定プロパティー」を参照してください。slp.conf プロパティーを変更する別の例については、後述の各節を参照してください。slp.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
変更を保存し、ファイルを閉じます。
変更を反映するには、slpd を再起動します。
# svcadm enable network/slp |
slpd を停止または起動するとき、SLP デーモンは構成ファイルから情報を取得します。
slpd.conf ファイルの net.slp.isDA プロパティーに Trueを設定して、slpd が DA サーバーとして動作するように SA サーバーのデフォルトを変更できます。
net.slp.isDA=True |
各領域で、各種のプロパティーが構成の異なる場合を制御します。以降の各節では、SLP 構成で使用するデフォルトのプロパティー設定を変更するさまざまなシナリオについて説明します。