Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

ProcedureUA と SA を静的に構成された DA に限定する方法

次の手順に従って、net.slp.passiveDADetection および net.slp.DAActiveDiscoveryInterval プロパティーを変更します。


注 –

この手順は、静的な構成を使用するように制限されている UA と SA を実行するホストにだけ使用してください。


  1. スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  2. ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。


    # svcadm disable network/slp
    
  3. 構成の設定を変更する前に、デフォルトの /etc/inet/slp.conf ファイルのバックアップをとります。

  4. slp.conf ファイル内の net.slp.passiveDADetection プロパティーに False を設定して、受動的検出を無効にします。この設定により、slpd は非要請 DA 通知を無視します。


    net.slp.passiveDADetection=False
  5. net.slp.DAActiveDiscoveryInterval-1 を設定して、初期および定期の能動的検出を無効にします。


    net.slp.DAActiveDiscoveryInterval=-1
  6. 変更を保存し、ファイルを閉じます。

  7. 変更を反映するには、slpd を再起動します。


    # svcadm enable network/slp