次の手順に従って、DA ハートビートの期間と能動的検出の間隔を長くすることで、非要請 DA 通知と能動的検出を削減できます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
ホスト上の slpd とすべての SLP 動作を停止します。
# svcadm disable network/slp |
slpd.conf ファイル内の net.slp.DAHeartbeat プロパティーの値を大きくします。
net.slp.DAHeartbeat=value |
DA 通知の受動的ハートビートに対して秒数を設定する、32 ビットの整数
デフォルト値は、10800 秒 (3 時間) です
値の範囲は、2000 から 259200000 秒です
たとえば、DA を実行しているホストに対して、DA のハートビートを約 18 時間に設定できます。
net.slp.DAHeartbeat=65535 |
slpd.conf ファイル内の net.slp.DAActiveDiscoveryInterval プロパティーの値を大きくします。
net.slp.DAActiveDiscoveryInterval value |
DA の能動的検出クエリーに対して秒数を設定する、32 ビットの整数
デフォルトの値は、900 秒 (15 分) です
値の範囲は、300 から 10800 秒です
たとえば、UA と SA を実行しているホストに対して、DA の能動的検出の間隔を 18 時間に設定できます。
net.slp.DAActiveDiscoveryInterval=65535 |
変更を保存し、ファイルを閉じます。
変更を反映するには、slpd を再起動します。
# svcadm enable network/slp |