Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

Procedureモデムとシリアルポートの構成方法 (ダイアルインサーバー)

  1. モデムの製造元が発行するマニュアルに従ってモデムのプログラムを作成します。

    詳細は、「モデムとシリアルポートの構成方法 (ダイアルアウトマシン)」を参照してください。

  2. モデムをダイアルインサーバー上のシリアルポートに接続します。

  3. ダイアルインサーバー上のスーパーユーザー、またはそれと同等の役割になります。

    役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。

  4. 『Solaris のシステム管理 (上級編)』「シリアルポートツールによる端末とモデムの設定 (概要)」で説明しているように、Solaris 管理コンソールの /usr/sadm/bin/smc コマンドを使ってシリアルポートを構成します。

    Solaris 管理コンソールを使用して、次を行います。

    1. モデムを接続しているシリアルポートを選択します。

    2. モデム方向を「着信専用」として指定します。


      注 –

      Solaris PPP 4.0 は、モデムに対して双方向通信をサポートしています。


    3. 「OK」をクリックして変更を有効にします。