Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

chat スクリプトの内容

ダイアルアウトマシンが接続する必要があるリモートピアは、通常、それぞれピア自身の chat スクリプトを必要とします。


注 –

chat スクリプトは、通常、ダイアルアップリンクだけで使用されます。専用回線リンクは、起動時の設定が必要な非同期インタフェースを使用しないかぎり、chat スクリプトを使用しません。


chat スクリプトの内容は、モデムまたは ISDN TA の要件、およびリモートピアの要件によって決まります。スクリプトの内容は、一連の送信予期文字列として表示されます。ダイアルアウトマシンとリモートピアは、この文字列を通信の開始処理時に交換します。

予期文字列には、会話を開始するためにダイアルアウトホストマシンがリモートピアから受け取ると予想される文字が含まれます。送信文字列には、ダイアルアウトマシンが、予期文字列を受け取ったあとでリモートピアに送信する文字が含まれます。

chat スクリプト内の情報には、通常、次が含まれます。