Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

UUCP の管理ファイル

次に、UUCP 管理ファイルについて説明します。これらのファイルは、デバイスのロック、一時データの保管、リモート転送や実行に関する情報の保存などのために、スプールディレクトリ内に作成されます。

表 26–6 UUCP ロックファイル

ファイル名 

説明 

LCK. sys

sys はファイルを使用しているコンピュータ名を表す

LCK. dev

dev はファイルを使用しているデバイス名を表す

LCK.LOG

LOG はロックされている UUCP ログファイルを表す

通信リンクが予定外のときに切断された場合 (コンピュータがクラッシュしたときなど)、これらのファイルがスプールディレクトリ内に残ることがあります。親プロセスが有効でなくなったあとは、ロックファイルは無視 (削除) されます。ロックファイルには、ロックを引き起こしたプロセスのプロセス ID が入っています。