Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス)

メールサービスに使用するその他のファイル

メールサービスは、その他のいくつかのファイルおよびディレクトリを使用します。これらを表 14–11 に示します。

表 14–11 メールサービスに使用するその他のファイル

名前 

種類 

説明 

/etc/default/sendmail

ファイル 

sendmail の起動スクリプトの環境変数を一覧表示します。

/etc/shells

ファイル 

有効なログインシェルを一覧表示します。 

/etc/mail/cf/sh

ディレクトリ 

m4 構築プロセスと移行補助に使用するシェルスクリプトを含みます。

/usr/sbin/check-permissions

ファイル 

:include: 別名と .forward ファイルのアクセス権、および正確なアクセス権に必要なこれらの親ディレクトリのパスを確認します。

/usr/sbin/check-hostname

ファイル 

sendmail が完全指定のホスト名を判別できることを確認します。

/usr/sbin/editmap

ファイル 

sendmail のデータベースマップの単一のレコードに対してクエリーを実行して編集します。

/usr/sbin/in.comsat

ファイル 

メール通知デーモン。 

/usr/sbin/makemap

ファイル 

入力されたマップのバイナリ形式を構築します。 

/usr/sbin/newaliases

シンボリックリンク 

/usr/lib/sendmail へのシンボリックリンク。別名データベースのバイナリ形式を作成するために使用します。以前は /usr/bin にありました。

/usr/sbin/syslogd

ファイル 

sendmail が使用するエラーメッセージログをとるデーモン。

/usr/sbin/etrn

ファイル 

クライアント側リモートメールキューを起動するための Perl スクリプト。 

/usr/dt/bin/dtmail

ファイル 

CDE メールユーザーエージェント。 

/var/mail/mailbox1 /var/mail/mailbox2

ファイル 

配信されたメールのメールボックス。 

/var/spool/clientmqueue

ディレクトリ 

クライアントデーモンによって配信されるメールの記憶領域。 

/var/spool/mqueue

ディレクトリ 

マスターデーモンによって配信されるメールの記憶領域。 

/var/run/sendmail.pid

ファイル 

リスニングデーモンの PID を表示するファイル。