次の手順を使用すると、NTP を設定しなくても、必要に応じて現在の時刻を更新できます。
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
rdate コマンドを使用して、日付と時刻を設定し直し、他のシステムとの同期を取ります。
# rdate another-system |
ほかのシステムの名前
date コマンドを使用して、システムの日時が正しく設定し直されていることを確認してください。
出力は、指定したシステムと同じ日付と時刻を示します。
次の例は、rdate を使用してシステムの日時を別のシステムの日時と同期させる方法を示します。次の例は、数時間遅れていたシステム earth の日付と時刻をサーバー starbug の日付と時刻に一致させます。
earth# date Tue Jun 5 11:08:27 MDT 2001 earth# rdate starbug Tue Jun 5 14:06:37 2001 earth# date Tue Jun 5 14:06:40 MDT 2001 |