ASET を初めて実行すると、元のシステムファイルが保存され保管されます。aset.restore ユーティリティーは、これらのファイルを復元します。また、ASET を定期的に実行するようにスケジュール指定している場合は、そのスケジュールを解除します。aset.restore コマンドは、ASET の操作ディレクトリ /usr/aset に入っています。
システムファイルに適用した変更は、aset.restore コマンドを実行すると失われます。
aset.restore コマンドは、次のような場合に使用します。
ASET の変更を削除して元のシステムを復元する場合。
ASET を永久に無効にする場合は、以前にスーパーユーザーの crontab に aset コマンドが追加されていれば、cron スケジュールから ASET を削除できます。cron を使用して自動実行を削除する方法については、「ASET の定期的な実行を停止する方法」を参照してください。
ASET を短期間実行したあとに、元のシステム状態を復元する場合。
一部の主要なシステム機能が正常に動作せず、ASET が原因だと思われる場合。