Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

テーブルに対するアクセス権をサーバーが割り当てる方法

この節では、読み取り、変更、削除、作成の操作が行われる際、テーブルオブジェクト、エントリ、列に対するアクセス権をサーバーがどのように割り当てるかについて説明します。


注 –

セキュリティレベル 0 では、サーバーはアクセス権を実行しないため、すべてのクライアントがテーブルオブジェクトに対する完全なアクセス権を付与されます。セキュリティレベル 0 は管理者だけがテストの目的で使用します。通常の業務にはレベル 0 を使用しないでください。


サーバーがアクセスを許可するか否かを決定する 4 つの要素があります。

認証後に主体は、主体が有効な DES 資格を所持しているかを確認することで要求を行い、NIS+ サーバーは処理の種類と要求のオブジェクトを決定します。