Solaris のシステム管理 (ネーミングとディレクトリサービス : NIS+ 編)

関連する管理コマンド

nisgrpadm コマンドを使ってほとんどのグループ管理作業を実行できますが、グループ管理に関連するコマンドには次のものがあります。

表 17–1 グループに関連するコマンド

コマンド 

説明 

参照する項目 

nissetup

ドメインのグループが格納されるディレクトリである groups_dir を作成する

 

nisls

groups_dir ディレクトリの内容、つまり、ドメイン内の全グループを表示する。各グループは groups_dir に個別のテーブルを持ち、グループ名とテーブル名はそれぞれ対応する

nisls コマンドでディレクトリを表示する」

nischgrp

グループを任意の NIS+ オブジェクトに割り当てる 

「オブジェクトまたはエントリグループの変更」

niscat

NIS+ グループのオブジェクト属性とメンバーを表示する 

「NIS+ グループについて niscat を使用する」

nisdefaults

新しい NIS+ オブジェクトに割り当てられるグループを表示する 

「NIS+ デフォルトの表示 - nisdefaults コマンド」

以上のコマンドの詳細 (構文、オプションなど) は、nis+(1) のマニュアルページを参照してください。


注 –

NIS+ グループテーブルに対して nistbladm コマンドを使うことはできません。