rmformat コマンドを使用すると、フロッピーディスクをフォーマットできます。デフォルトでは、このコマンドによってメディア上にパーティション 0 とパーティション 2 (メディア全体) という 2 つのパーティションが作成されます。
リムーバブルメディアサービスが動作していることを確認します。動作していれば、デバイス名のニックネームを使用できます。
$ svcs volfs STATE STIME FMRI online 10:39:12 svc:/system/filesystem/volfs:default |
リムーバブルメディアサービスを再起動する方法については、「リムーバブルメディアサービスを無効または有効にする方法」を参照してください。メディアのデバイス名の確認方法については、「リムーバブルメディア名の使用」を参照してください。
フロッピーディスクをフォーマットします。
$ rmformat -F [ quick | long | force ] device-name |
rmformat のフォーマットオプションについては、「フロッピーディスクをフォーマットする」を参照してください。
rmformat コマンドの出力によって不良ブロックが見つかった場合は、「リムーバブルメディア上の不良ブロックを修復する方法」を参照してください。
(省略可能) フロッピーディスクに 8 文字のラベルを付けます。
$ rmformat -b label device-name |
DOS ラベルの作成の詳細は、mkfs_pcfs(1M) のマニュアルページを参照してください。
次の例は、フロッピーディスクのフォーマット方法を示しています。
$ rmformat -F quick /dev/rdiskette Formatting will erase all the data on disk. Do you want to continue? (y/n) y ......................................................................... |