Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

USB デバイスのホットプラグ対応動作の変更

Solaris 10 6/06: この機能の情報は、Solaris 10 11/06 リリースで改訂されています。

この Solaris リリースでは、新規デバイス属性 hotpluggable が導入されました。この属性を使用すると、システムをリブートせずに接続または切り離しできるデバイスを識別したり、ユーザーの介入なしで自動的に設定および設定解除を実行したりできます。すべての USB および 1394 デバイスは、ホットプラグ対応デバイスとして識別され、「USB 大容量ストレージデバイスの使用」に記述されている利点が得られます。また、非リムーバブルメディア USB および 1394 デバイスは、リムーバブルメディアデバイスとしては識別されなくなり、removable-media 属性を持たなくなりました。

この変更は、非リムーバブルメディア USB および 1394 デバイスのサポートおよびそのパフォーマンスを改善する目的で、主にカーネルレベルで行われました。ただし、これらのデバイスの使用法が変更の影響を受けることはありません。たとえば、これらのデバイスのマウントおよびマウント解除は、vold を使用して制御します。ユーザーが識別できるのは、デバイスの hotpluggable および removable-media 属性の変更だけです。

詳細は、「USB と 1394 (FireWire) サポートの機能拡張」を参照してください。