Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

USB と 1394 (FireWire) サポートの機能拡張

Solaris 10 6/06: この Solaris リリースでは、非リムーバブル USB ストレージデバイスと 1394 大容量デバイスの両方がドライバレベルでホットプラグ対応デバイスとして識別されます。この新しい動作は、システムをリブートせずにこれらのデバイスを接続または取り外しできること、およびユーザーの介入なしで自動的に構成または構成解除できることを意味します。これらの変更は、カーネルレベルで行われているため、デバイスの使用には影響しません。たとえば、これらのデバイスのマウントおよびマウント解除は、リムーバブルメディア管理サービスによって制御されます。

また、 format ユーティリティーを使用して、非リムーバブル USB デバイスおよび 1394 大容量ストレージデバイスにアクセスしてラベルを付けることができます。ただし、/kernel/drv/scsa2usb.conf ファイル内の remvalue を true に設定することで、これらのデバイスの新しいホットプラグ機能を無効にすることができます。このパラメータを true に設定すると、この動作を優先する場合は、デバイスがドライバレベルでリムーバブルメディアとして扱われます。

これらのデバイスの使用方法については、scsa1394(7D) のマニュアルページと「USB 大容量ストレージデバイスの使用 (作業マップ)」を参照してください。