ディスクのファイルシステムを設定するときには、各スライスのサイズだけでなく、どのスライスを使用するかも決定します。どのように決定するかは、ディスクを接続するシステムの構成と、ディスクにインストールするソフトウェアによって異なります。
次のシステム構成があります。
サーバー
スタンドアロンシステム
システムの構成が異なれば、スライスの使用方法も異なります。次の表に例を挙げます。
表 10–3 システム構成とスライス
スライス |
サーバー |
スタンドアロンシステム |
---|---|---|
0 |
ルート |
ルート |
1 |
スワップ領域 |
スワップ領域 |
2 |
— |
— |
3 |
/export |
— |
6 |
/usr |
/usr |
7 |
/export/home |
/home |
システム構成の詳細は、『Solaris のシステム管理 (基本編)』の「システムタイプの概要」を参照してください。
Solaris インストールユーティリティーは、インストール用に選択したソフトウェアに基づいてデフォルトのスライスサイズを表示します。