この手順では、ユーザーが現在ログインしているローカルシステムから iSCSI ターゲットデバイスへのアクセスを構成するものとします。
スーパーユーザーになります。
次のいずれかの方式を使って、ターゲットデバイスが動的または静的に発見されるように構成します。
デバイスが動的に発見されるように構成します (SendTargets)。
次に例を示します。
initiator# iscsiadm add discovery-address 10.0.0.1:3260 |
デバイスが動的に発見されるように構成します (iSNS)。
次に例を示します。
initiator# iscsiadm add iSNS-server 10.0.0.1:3205 |
次に例を示します。
initiator# iscsiadm add static-config eui.5000ABCD78945E2B,10.0.0.1 |
発見方式が有効化されるまで iSCSI 接続は起動されません。次の手順を参照してください。
次のいずれかを使って iSCSI ターゲット発見方式を有効にします。
動的に発見される (SendTargets) デバイスを構成した場合は、 SendTargets 発見方式を有効にします。
initiator# iscsiadm modify discovery --sendtargets enable |
動的に発見される (iSNS) デバイスを構成した場合は、 iSNS 発見方式を有効にします。
initiator# iscsiadm modify discovery --iSNS enable |
静的ターゲットを構成した場合は、静的ターゲット発見方式を有効にします。
initiator# iscsiadm modify discovery --static enable |
ローカルシステム用の iSCSI デバイスリンクを作成します。
initiator# devfsadm -i iscsi |