Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

空きブロック

現在、i ノード、間接アドレスブロック、または記憶ブロックとして使用されていないブロックには、シリンダグループマップ内で空きを示すマークが付けられます。また、このマップはフラグメントを追跡し、断片化によるディスクパフォーマンスの低下を防止します。

UFS ファイルシステムの内容の構造を理解しやすいように、次の図に、一般的な UFS システム内の一連のシリンダグループを示します。

図 22–2 一般的な UFS ファイルシステム

ブートブロック (シリンダグループ 0 にのみ存在する、8K バイト)、スーパーブロック、シリンダグループマップ、i ノード、記憶ブロックから構成される UFS シリンダグループの図