ufsdump コマンドを使用すると、完全バックアップまたは増分バックアップを実行できます。fssnap コマンドを使用すると、ファイルシステムの一時イメージを作成できます。次の表に、各バックアップタイプの手順の違いを示します。
表 23–4 バックアップタイプの相違点
バックアップのタイプ |
結果 |
長所 |
短所 |
---|---|---|---|
完全 (フル) |
すべてのデータが 1 カ所に格納されます |
大量のバックアップテープが必要であり、書き込みに時間がかかります。ドライブはテープ上でファイルが入っている位置に順番に移動しなければならないので、個々のファイルの検索時間が長くなります。複数のテープを検索しなければならない場合もあります。 |
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スナップショット |
ファイルシステムの一時イメージを作成します |
システムはマルチユーザモードで動作可能です |
スナップショットの作成中は、システムのパフォーマンスが低下する可能性があります。 |
増分 |
ファイルシステム内の小さな変化を簡単に検索できます |
どの増分テープにファイルが入っているかを探すのに時間がかかることがあります。最後の完全バックアップに戻らなければならない場合もあります。 |