Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

vold を使用した USB 大容量ストレージデバイスの使用の準備

リムーバブルメディア上の情報にアクセスするには、リムーバブルメディアサービスを使用する方法と使用しない方法があります。GNOME のファイルマネージャーを使用してリムーバブルメディア上の情報にアクセスする方法については、GNOME デスクトップのマニュアルを参照してください。

USB デバイスのフォーマットが終了すると、通常は /rmdisk/label ディレクトリの下にマウントされます。

デバイスノードは /vol/dev ディレクトリの下に作成されます。リムーバブルストレージデバイスの構成の詳細は、rmmount.conf(4) または vold.conf(4) のマニュアルページを参照してください。

次の手順は、vold を使用しないで USB 大容量ストレージデバイスを管理する方法を示しています。デバイスノードは、文字型デバイスについては /dev/rdsk ディレクトリ、ブロック型デバイスについては /dev/dsk ディレクトリの下に作成されます。デバイスリンクは、デバイスのホットプラグを実行したときに作成されます。詳細は、scsa2usb(7D) のマニュアルページを参照してください。

リムーバブルメディアサービスでデバイスを認識できない場合は、デバイスを手動でマウントしてみます。まず rmformat コマンドを使用してデバイスのパスを特定し、次にスーパーユーザーとして mount コマンドを使用してデバイスを手動でマウントします。

デバイスを手動でマウントした場合は、umount コマンドをスーパーユーザーとして使ってマウントを解除します。

USB デバイスのマウントおよびマウント解除の方法については、vold を使用しないで USB 大容量ストレージデバイスをマウントまたはマウント解除する方法」を参照してください。