Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

ファイバチャネルデバイスの電力管理

Sun システムの電源管理は、これまで多くの Solaris リリースで提供されてきました。たとえば、次のシステム上の内部ドライブは、デフォルトで電力管理対象になります。

/etc/power.conf ファイルのデフォルト設定を使用した場合、Energy Star 準拠が保証され、これらのシステムの電力管理が完全にサポートされます。

次のアダプタは、外部のファイバチャネルストレージデバイスを接続します。

上記アダプタと Sun システムを組み合わせて外部ファイルチャネルストレージデバイスを接続する場合、それらの外部ストレージデバイスもデフォルトで電力管理対象になります。

次の場合は、電力管理を無効にする必要があります。

上記の場合のように同一のデバイスを複数の Solaris システムが共有している可能性がある場合には、電力管理を有効にすることはできません。

システムの電力管理を無効にするには、/etc/power.conf ファイル内の autopm キーワードを次のように変更します。


autopm 		disable

続いて、電力管理を再構成するために、pmconfig コマンドを実行するか、システムをリブートします。

詳細については、power.conf(4)pmconfig(1M) のマニュアルページを参照してください。