Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

UFS ルート環境でのスワップファイルの作成

UFS ルートファイルシステムで使用されるスワップファイルを作成できます。スワップファイルは ZFS ルート環境では現在サポートされていません。次の手順でスワップファイルを作成します。

mkfile コマンド

mkfile コマンドは、NFS のマウント済みスワップ空間またはローカルスワップ空間に使用できるファイルを作成します。スティッキビットが設定され、ファイルに 0 が埋め込まれます。スワップファイルのサイズは、バイト数 (デフォルト) として指定するか、接尾辞 kbm を使用して、それぞれ K バイト数、ブロック数、M バイト数として指定できます。

次の表に、mkfile コマンドのオプションを示します。

表 20–2 mkfile コマンドのオプション

オプション 

説明 

-n

空のファイルを作成します。サイズが表示されます。ただし、データが書き込まれるまでディスクブロックは割り当てられません。 

-v

作成されたファイル名とサイズが表示されます。 


注 –

-n オプションは、NFS スワップファイルの作成時のみ使用してください。