Solaris のシステム管理 (デバイスとファイルシステム)

Procedureフロッピーディスクをフォーマットする方法 (rmformat)

rmformat コマンドを使用すると、フロッピーディスクをフォーマットできます。デフォルトでは、このコマンドによってメディア上にパーティション 0 とパーティション 2 (メディア全体) という 2 つのパーティションが作成されます。

  1. リムーバブルメディアサービスが動作していることを確認します。動作していれば、デバイス名のニックネームを使用できます。


    $ svcs volfs
    STATE          STIME    FMRI
    online         10:39:12 svc:/system/filesystem/volfs:default

    リムーバブルメディアサービスを再起動する方法については、「リムーバブルメディアサービスを無効または有効にする方法」を参照してください。メディアのデバイス名の確認方法については、「リムーバブルメディア名の使用」を参照してください。

  2. フロッピーディスクをフォーマットします。


    $ rmformat -F [ quick | long | force ] device-name
    

    rmformat のフォーマットオプションについては、「フロッピーディスクをフォーマットする」を参照してください。

    rmformat コマンドの出力によって不良ブロックが見つかった場合は、「リムーバブルメディア上の不良ブロックを修復する方法」を参照してください。

  3. (省略可能) フロッピーディスクに 8 文字のラベルを付けます。


    $ rmformat -b label device-name
    

    DOS ラベルの作成の詳細は、mkfs_pcfs(1M) のマニュアルページを参照してください。


例 2–1 フロッピーディスクをフォーマットする

次の例は、フロッピーディスクのフォーマット方法を示しています。


$ rmformat -F quick /dev/rdiskette
Formatting will erase all the data on disk.
Do you want to continue? (y/n) y
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