Solaris のシステム管理 (システム管理エージェント)

持続的記憶領域ファイル

持続的記憶領域ファイル /var/sma_snmp/snmpd.conf には、USM セキュリティー情報と、持続的記憶領域用に設定された MIB コンポーネントが含まれています。このファイルには、engineID engineID ブートも含まれています。この持続的記憶領域ファイルは、システム管理エージェントの起動時に自動的に更新されます。システム管理エージェントが停止すると、snmpusm および snmpvacm ユーティリティーにより、この記憶領域ファイルにユーザーセキュリティー情報が書き込まれます。セキュリティーの詳細については、第 4 章「セキュリティーの管理」を参照してください。

持続的記憶領域ファイルは、/etc/sma/snmp/snmpd.conf にある主要ユーザー構成ファイル内のトークンに基づいて生成されます。詳細については、snmpd.conf(4) のマニュアルページを参照してください。