Solaris WBEM 開発ガイド

MOF コンパイラ

MOF (Managed Object Format) は、CIM スキーマを指定する言語です。管理者は、ASCII テキストを使用してクラスおよびインスタンスを定義してファイルに保存し、MOF コンパイラ (mofcomp (1M)) に送ります。 MOF コンパイラによって、ファイルの構文解析が行われ、ファイルに定義されたクラスおよびインスタンスが CIM オブジェクトマネージャリポジトリに追加されます。MOF コンパイラを使用して MOF ファイルから自動的に JavaBeansTM 構成要素を生成する手順については、第 7 章「MOF コンパイラを使用した JavaBeans 構成要素の作成」を参照してください。

MOF は、Java に変換できるので、MOF で開発されたアプリケーションは、Java プラットフォームをサポートするすべてのシステムあるいは環境で動作します。


注 –

MOF 言語、ファイル、および構文の詳細については、http://www.dmtf.org/education/cimtutorial/extend/spec.php を参照してください。