Java Desktop System Release 3 ユーザーズガイド

マウスの設定

マウス設定ツールにアクセスするには、「起動」をクリックして、「設定」-> 「デスクトップの設定」-> 「マウス」の順に選択します。

マウス設定ツールを使用すると、マウスを右利き用または左利き用に構成できます。また、マウス動作の速度および感度を指定することもできます。

次の機能領域内では、マウス設定ツールの設定をカスタマイズできます。

ボタンの設定

「ボタン」タブセクションを使用すると、マウスボタンを右利き用または左利き用に構成できます。また、ダブルクリック時のクリックの間隔を指定することもできます。

表 7–16 に、マウスの変更可能なボタン設定を示します。

表 7–16 マウスボタンの設定

ダイアログ要素 

説明 

「左利き用マウス」

マウスを左利き用に構成する。マウスを左利き用に構成した場合、左マウスボタンの機能と右マウスボタンの機能が入れ替わる 

タイムアウト

スライダを使用して、ダブルクリック時のクリックの間隔を指定する。最初のクリックと 2 回目のクリックの間隔がここで指定した時間を越える場合、その操作はダブルクリックとして解釈されない 

ポインタの設定

「カーソル」タブセクションを使用すると、マウスポインタの環境を設定できます。

表 7–17 に、マウスの変更可能なポインタ設定を示します。

表 7–17 マウスポインタの設定

ダイアログ要素 

説明 

「小」(Linux のみ)

小さいマウスポインタを表示する 

「中」

中くらいのマウスポインタを表示する 

「大」

大きいマウスポインタを表示する 

Ctrl キーを押したときポインタをハイライトする

Ctrl キーを押して放したときのマウスポインタのアニメーションを有効にする。この機能は、マウスポインタの検出を補助する

動作の設定

「動作」タブセクションを使用して、マウス動作の環境を設定します。

表 7–18 に、マウスの変更可能な動作設定を示します。

表 7–18 マウス動作の設定

ダイアログ要素 

説明 

「加速」

スライダを使用して、マウス移動時の、画面上でのマウスポインタの移動速度を指定する 

「感度」

スライダを使用して、マウスの動きに対する、マウスポインタの感度を指定する 

「しきい値」

スライダを使用して、移動操作がドラッグアンドドロップ操作として解釈されるまでの、項目の移動距離を指定する