Java Desktop System 電子メールとカレンダ・ユーザーズガイド

予定の作成

「カレンダ」を使用して、一日の予定を作成したり、短期間の予定を作成できます。単独の予定、または一連の予定を作成できます。

単独の予定を作成する

次の手順を実行します。

  1. 「ファイル」->「新規」->「予定」を選択します。

  2. 「予定」タブの領域に予定の詳細を入力します。次の表は、「予定」タブの領域の要素を説明しています。

    要素 

    説明 

    「サマリ」

    予定についての短い説明を入力します。 

    「場所」

    予定の位置を入力します。 

    「開始時刻」

    ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、予定の開始日時を指定します。 

    「終了時刻」

    ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、予定の終了日時を指定します。 

    グローブボタン 

    別のタイムゾーンで時間を指定するには、ドロップダウンコンビネーションボックスの右にあるグローブボタンをクリックします。「タイムゾーンの選択」ダイアログで地図をクリックしてタイムゾーンを選択するか、ドロップダウンリストからタイムゾーンを選択し、「了解」をクリックします。

    「終日のイベントにする」

    一日の予定を作成するときは、このオプションを選択します。 

    短い期間の予定を作成する場合は、このオプションを選択解除します。 

    詳細テキストボックス 

    予定の詳細を入力します。 

    「区分」

    次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

    • 「公開」: ネットワーク上のほかのユーザーに、スケジュール上でこの予定の詳細を公開します。

    • 「非公開」: ネットワーク上のほかのユーザーが、スケジュール上でこの予定の詳細を見ることができないようにします。

    • 「機密事項」: ネットワーク上のほかのユーザーが、この予定がスケジュール上にあることのみわかるようにします。ほかのユーザーは、予定の詳細を見ることができません。

    「表示の仕方」

    次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。 

    • 「予定なし」: この予定で指定した時間の間、別の会議に出席できることをネットワーク上のほかのユーザーに示します。

    • 「予定あり」: この予定で指定した時間の間、別の会議に出席できないことをネットワーク上のほかのユーザーに示します。

    「カテゴリ」とテキストボックス

    この予定を割り当てるカテゴリのカテゴリ名を入力します。複数のカテゴリを割り当てたい場合は、コンマで区切ってカテゴリ名を入力します。 

    または、「カテゴリ」ボタンをクリックします。「カテゴリの編集」ダイアログを使用して、カテゴリを選択します。

  3. 予定を通知するアラートをスケジュールするには、「リマインダ」タブをクリックします。次の表は、「リマインダ」タブの領域の要素を説明しています。

    要素 

    説明 

    「基本」

    予定の日付、開始時間、終了時間を表示します。 

    「メッセージを表示する」

    ドロップダウンリストから次のアラートタイプのどれか 1 つを選択します。 

    • 「メッセージを表示する」

    • 「音楽を再生する」

    • 「プログラムを実行する」

    • 「電子メールを送信する」

    時間単位スピンボックス 

    スピンボックスを使用して、タイムユニットの数を指定します。 

    「分」

    ドロップダウンリストから次のタイムユニットタイプのどれか 1 つを選択します。 

    • 「分」

    • 「時間」

    • 「日」

    「進む」

    ドロップダウンリストから次のオプションのどれか 1 つを選択します。 

    • 「進む」

    • 「戻る」

    「予定の開始」

    ドロップダウンリストから次のオプションのどれか 1 つを選択します。 

    • 「予定の開始」

    • 「予定の終了」

    「オプション」

    「オプション」ボタンをクリックすると、「アラームのオプション」ダイアログが表示されます。「アラームのオプション」ダイアログの詳細については、「「アラームのオプション」ダイアログ」を参照してください。

    アラームリスト 

    現在選択されている予定に設定されているすべてのアラームを表示します。 

    「追加」

    「追加」をクリックして、指定したアラームを「リマインダ」リストに追加します。

    「削除」

    「削除」をクリックして、選択したアラームを「リマインダ」リストから削除します。


    注 –

    電子メールとカレンダでは、さまざまなソースのタイムゾーン設定を使用します。リマインダが正しく機能するためには、これらのすべてのソースにおいて、タイムゾーンが同じ値に設定されている必要があります。タイムゾーンを設定する方法については、「カレンダとタスクの環境設定の指定」を参照してください。


  4. 予定を保存するには、「ファイル」->「保存」を選択します。

    予定を保存して予定ウィンドウを閉じるには、「ファイル」->「保存して閉じる」を選択します。

    予定をファイルに保存するには、「ファイル」->「別名で保存」を選択し、名前を付けて保存ウィンドウを表示します。ファイル名を入力して、「了解」をクリックします。

    予定を保存せずに予定ウィンドウを閉じるには、「ファイル」->「閉じる」を選択します。

  5. 予定の詳細をプレビューするには、「ファイル」->「印刷プレビュー」を選択します。

    予定の詳細を印刷するには、「ファイル」->「印刷」を選択します。

「アラームのオプション」ダイアログ

「アラームのオプション」ダイアログを使用して、アラームに追加オプションを指定できます。次の表は、「アラームのオプション」ダイアログの要素を説明しています。

要素 

説明 

「アラームの繰り返し」

アラームを繰り返し表示します。 

「繰り返す回数」

スピンボックスを使用して、アラームの繰り返し回数を指定します。 

「回」

スピンボックスを使用して、各繰り返しアラーム間のタイムユニット数を指定します。 

「分」

ドロップダウンリストから次のタイムユニットタイプのどれか 1 つを選択します。

  • 「分」

  • 「時間」

  • 「日間」

テキストボックス 

テキストボックスのタイトルは、アラームタイプにより異なります。次のようになります。

  • 「メッセージを表示する」:

    メッセージテキストを「表示するメッセージ」テキストボックスに入力します。

  • 「音楽を再生する」:

    サウンドファイルの名前を「サウンド再生」ドロップダウンコンビネーションボックスに入力します。

    または、「参照」をクリックして、「ファイルの選択」ダイアログを表示します。ダイアログを使用して、使用するサウンドファイルを指定します。

  • 「プログラムの実行」:

    「プログラム実行」テキストボックスにプログラムの名前を入力します。「引き渡す引数」テキストボックスにプログラムの引数を入力します。

  • 「電子メールを送信する」:

    リマインダを電子メールで送信するときの送信先アドレスを「宛先」ボタンの横にあるテキストボックスに入力します。複数のアドレスにリマインダを送信する場合は、アドレスをコンマで区切ります。または、「宛先」ボタンをクリックします。「アドレス帳から連絡先を選択」ダイアログを使用して、アドレスを選択します。

    メッセージテキストを「送信するメッセージ」テキストボックスに入力します。


    注 –

    「アラームの繰り返し」機能は、このリリースではサポートされていません。


終日の予定を作成する

次の手順を実行します。

  1. 「ファイル」->「新規」->「終日の予定」を選択します。予定が表示され、「終日のイベントにする」オプションが選択されています。予定ウィンドウは、「ファイル」->「新規」->「予定」 を選択したときに表示されるウィンドウと似ています。ただし、開始時間と終了時間は表示されません。

  2. 「単独の予定を作成する」の説明に従って、予定ウィンドウに詳細を入力します。

  3. 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択します。電子メールとカレンダは、一日の予定を保存して、予定ウィンドウを閉じます。

繰り返しの予定を作成する

次の手順を実行します。

  1. 「単独の予定を作成する」の説明に従って、予定を作成します。

  2. 予定ウィンドウで、「繰り返し」タブをクリックして「繰り返し」タブの領域を表示します。次の表は、「繰り返し」タブの領域の要素を説明しています。

    要素 

    説明 

    「基本」

    予定の日付、開始時間、終了時間を表示します。 

    「繰り返しのルール」

    次のオプションの中からどれか 1 つを選択します。

    • 「繰り返さない」: 1 つの予定のみをスケジュールします。

    • 「簡易繰り返し」: 既定義の設定を使用して、一連の予定をスケジュールします。

    • 「カスタマイズ」: このオプションを選択すると、電子メールとカレンダでは編集できない繰り返しが予定に含まれます。

    「毎」

    スピンボックスを使用して、各予定間のタイムユニット数を指定します。 

    「日」

    ドロップダウンリストから次のタイムユニットタイプのどれか 1 つを選択します。

    • 「日」

    • 「週 (間)」

    • 「月 (間)」

    • 「年 (間)」

    「無期限」

    ドロップダウンリストから次のオプションのどれか 1 つを選択して、一連の予定をいつ終了するかを指定します。

    • 「無期限」: 一連の予定が無期限に継続することを指定します。

    • 「回数」: スピンボックスを表示します。スピンボックスを使用して、一連の予定内の予定の数を指定します。

    • 「まで」: ドロップダウンコンビネーションボックスを表示します。ドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、一連の予定のうち最後の予定の日付を指定します。

    「次の日は除く」

    このドロップダウンコンビネーションボックスを使用して、一連の予定のうち予定をスケジュールしない日付を指定します。 

    「追加」

    「追加」をクリックして、例外リストにスケジュールしない日付を追加します。

    「修正」

    「修正」をクリックして、例外リストで選択した日付に対して変更を行います。

    「削除」

    「削除」をクリックして、例外リストで選択した日付を削除します。

    「プレビュー」

    「プレビュー」セクションは、現在の月のすべての日付を表示します。現在選択されている日付は、赤枠で示されます。一連の予定のなかで、予定がスケジュールされている日付は、太字で表示されます。図 6–2は、典型的な「プレビュー」セクションを示しています。

    「プレビュー」セクションの月名の左側にある左矢印をクリックして、前の月を表示します。左矢印を何度かクリックしスクロールして、前の月にいくつか戻ることができます。

    「プレビュー」セクションの月名の右側にある右矢印をクリックして、次の月を表示します。右矢印を何度かクリックしスクロールして、次の月にいくつか進めることができます。

  3. 「ファイル」->「保存して閉じる」を選択します。電子メールとカレンダは、一連の予定を保存して、予定ウィンドウを閉じます。

図 6–2 典型的なプレビューセクション

典型的なプレビューセクション。コールアウト: 現在の日付、スケジュールされた日付