名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | オペランド | 終了ステータス | ファイル | 属性 | 関連項目
/usr/sbin/lufslist [-l error_log] [-o outfile] BE_name [-X]
lufslist コマンドは、Solaris オペレーティング環境の Live Upgrade 機能を提供するコマンド群の 1 つです。Live Upgrade 機能の説明については、live_upgrade(5) のマニュアルページを参照してください。
lufslist コマンドは、ブート環境 (BE) の構成を一覧表示します。出力内容は、BE のマウントポイントごとのディスクスライス (ファイルシステム)、ファイルシステムタイプ、およびファイルシステムのサイズです。出力には、表示されている BE 内部の非大域ゾーンに属するすべての個別ファイルシステムも示されます。
次に示す lufslist の出力例は、表示されている BE 内部のゾーン zone1 の個別のファイルシステムを示します。
# lufslist BE_name Filesystem fstype size(Mb) Mounted on ------------------------------------------------------------------ /dev/dsk/c0t0d0s1 swap 512.11 - /dev/dsk/c0t4d0s3 ufs 3738.29 / /dev/dsk/c0t4d0s4 ufs 510.24 /opt zone zone1 within boot environment BE_name /dev/dsk/c0t4d0s7 ufs 7000.48 /export |
ファイルシステムタイプは ufs、swap、vxfs (Veritas ファイルシステム) のいずれかです。Filesystem の見出しの下には、ディスクスライスまたは論理デバイス (ボリューム管理ソフトウェアが使用するディスクメタデバイスなど) が表示されます。
lufslist コマンドを実行するには、root 特権または Primary Administrator 役割が必要となります。
lufslist コマンドには、次のオプションを指定できます。
エラーメッセージと状態メッセージを、現在の環境での書き込み先だけでなく、error_log にも書き込みます。
すべてのコマンド出力を、現在の環境での書き込み先だけでなく、outfile にも書き込みます。
XML 出力を有効にします。XML の特性は DTD (/usr/share/lib/xml/dtd/lu_cli.dtd.<num>) に定義されています。<num> は、各 DTD ファイルのバージョン番号を示します。
システム上にある BE のリスト
Live Upgrade の DTD (-X オプションを参照)
次の属性については attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWluu |