名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 連結方式または RAID5 オプション | ミラーオプション | 使用例 | 終了ステータス | 属性 | 関連項目
/usr/sbin/metaparam -h
/usr/sbin/metaparam [-s setname] [concat/stripe または RAID5 のオプション] concat/stripe RAID
/usr/sbin/metaparam [-s setname] [mirror options] mirror
metaparam コマンドは、メタデバイスの現在のパラメータを表示または変更します。
metaparam コマンドの引数としてメタデバイスのみを指定すると、現在の設定値が表示されます。
metaparam コマンドは、メタデバイス (ボリューム) のほとんどのパラメータを変更できます。metaparam コマンドで変更できない唯一のパラメータは飛び越し値です。飛び越し値はメタデバイスが作成されたときに確立し、そのあとでは変更できません。
以下のオプションを実行するには、スーパーユーザーになる必要があります。
以下のオプションがサポートされています。
使用方法に関するメッセージを表示します。
metaparam を実行するディスクセットの名前を指定します。このオプションを使用した場合は、指定したディスクセット内で metaparam が実行されます。このオプションを使用しない場合は、ローカルのメタデバイスに対して metaparam が実行されます。
メタデバイスが使用するホットスペア集合を指定します。none を指定すると、メタデバイスは割り当てられているホットスペア集合との関係を解除します。メタデバイスが現在使用しているホットスペア集合を metaparam によって交換することはできません。
連結方式、ストライプ方式、ストライプ方式による連結のメタデバイス名、または RAID5 メタデバイス名を指定します。
ミラーの読み取りオプションを変更します。-r の後ろには、roundrobin、geometric、first のいずれかを指定します。roundrobin は metainit コマンドのデフォルト動作であり、ラウンドロビン (巡回的) 方式でディスクから読み取ります。geometric は順次読み取りのパフォーマンスを向上させます。first は最初のサブミラーだけから読み取ります。
ミラーの書き込みオプションを変更します。-w の後ろには parallel または serial を指定します。parallel は metainit コマンドのデフォルト動作であり、すべての書き込みを並列処理で実行します。serial は書き込みを逐次処理で実行します。
リブート時にミラーを再同期処理する順序 (0 〜 9) を指定します。デフォルト値は 1 です。番号が小さいパスから先に再同期処理が行われます。0 を入力すると、ミラーの再同期処理が行われません。0 を指定するのは、読み取り専用もしくは swap としてマウントされたミラーだけにしてください。
ミラーのメタデバイス名を指定します。
この例では、ホットスペア集合 hsp005 と RAID5 メタデバイス d80 を関連付けます。
# metaparam -h hsp005 d80 |
この例では、ミラー d50 の読み取りオプションを、デフォルトの roundrobin から geometric に変更します。
# metaparam -r geometric d50 |
以下の属性については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
属性タイプ |
属性値 |
---|---|
使用条件 |
SUNWmdu |
mdmonitord(1M), metaclear(1M), metadb(1M), metadetach(1M), metahs(1M), metainit(1m), metaoffline(1M), metaonline(1M), metarecover(1M), metarename(1M), metareplace(1M), metaroot(1M), metaset(1M), metassist(1M), metastat(1M), metasync(1M), metattach(1M), md.tab(4), md.cf(4), mddb.cf(4), attributes(5), md(7D)
名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 連結方式または RAID5 オプション | ミラーオプション | 使用例 | 終了ステータス | 属性 | 関連項目