Solaris 管理コンソール 2.1 は、ユーザーアカウントを作成および修正するためのツールです。複数のラベルでログインできるユーザーに対して、管理者は各ユーザーの最小ラベルのホームディレクトリに .copy_files と .link_files ファイルを設定する場合があります。
Solaris 管理コンソールのユーザーアカウントツールは、Solaris OS の場合と同様に機能します。ただし、次の 2 点が異なります。
Trusted Extensions は、ユーザーアカウントに属性を追加します。
Trusted Extensions では、ホームディレクトリサーバーアクセスに管理上の注意が必要です。
ホームディレクトリサーバーエントリを、Solaris システムの場合と同様に作成します。
次に、管理者とユーザーがホームディレクトリをユーザーの各ラベルでマウントする追加手順を実行します。
『System Administration Guide: Basic Administration』の「How to Add a User With the Solaris Management Console’s Users Tool」で説明したように、ウィザードを使用してユーザーアカウントを簡単に作成できます。ウィザードを使用したあと、ユーザーのデフォルトの Trusted Extensions 属性を修正できます。
.copy_files と .link_files ファイルについては、「.copy_files ファイルと .link_files ファイル」を参照してください。