キリル文字やアラビア語などのローカライズされたキー配列ベースの言語入力は、U.S. キー配列以外では正しく機能しません。たとえば、フランス語キーボードを使用して、アラビア語入力に切り替えると、入力した出力の結果はアラビア語キー配列に基づいていません。入力方式の詳細については、入力方式設定エディタおよび入力方式スイッチアプレットのヘルプを参照してください。エラーメッセージは表示されません。
回避方法 1:
XKB 拡張を使用して Xorg サーバーのキー配列を切り替えます (x86 のみ)。たとえば、次のエントリを xorg.conf 構成ファイルに追加します。
Section "InputDevice" Identifier "Keyboard1" Driver "Keyboard" Option "XkbModel" "pc105" Option "XkbLayout" "us,fr,ru" Option "XKbOptions" "grp:alt_shift_toggle" EndSection |
この構成では、Alt + Shift キーを押して U.S.、フランス語、およびロシア語キー配列間で切り替えることができます。詳細は、/usr/X11/share/doc/README.XKB-Config ファイルを参照してください。
回避方法 2:
xorgcfg ユーティリティーを使用してローカライズされたキー配列を構成します (x86 のみ)。
非ルートユーザーが xorgcfg ユーティリティーを使用する場合、構成は保存されませんが、現在のセッションのキー配列は変更されます。